抹茶入りさくらのモンブラン その2
前回からの続きです。
さつまいもと抹茶の相性は良かったのでさつまいもは採用することに決め、次はさくら味と抹茶味のバランスを決めていきます。
どちらもちょっとの量で大きく印象が変わる素材。細かく計量することが必要です。
そこで役に立つのが0.01gまで計れる微量計。今回のレシピ開発で大活躍してくれました。
全体のバランスを味見しながら何度も試作を繰り返し、最適値を決めていきます。
さつまいもやホワイトチョコの甘味、桜葉の塩味、抹茶の苦みの絶妙なバランス点がようやく決まり、試作終了!
さて、いよいよ本番の組み立てです。
一番下になるタルト生地を焼き、土台にします。
次に、水切りヨーグルトに少量の塩を加えたものを塗ります。これが、口の中に残る後味をぐっと引き締めてくれます。
その上に、シロップを染み込ませたスポンジ生地をのせます。
あらかじめ仕込んでおいた、さくらと抹茶の二層ホワイトチョコムースをのせます。
隠れて見えませんが、さくらムースの中にたっぷりいちごが入っています。
周りに、さつまいもクリームを絞っていきます。
このクリームは、さつまいもにきび砂糖、生クリーム、キルシュ(さくらんぼのお酒)、紅麹を加えて作りました。
最後に、スポンジクラム、いちご、桜の形のチョコプレート、さくらの花の砂糖漬けを飾って完成です!
今回のレシピ開発もとっても楽しかったです。機会をいただけて本当に感謝です。
余談ですが・・・。
飾りに使ったさくらの花の砂糖漬け、近所の緑地に咲いた八重桜をほんの少しいただいて作った自家製です。
自然の恵みにも感謝です!